プロコン改(プロコントローラー改)はfxismの及川圭哉氏が天才チャートとともに使っている便利ツールです。
今回はプロコン改について紹介します。
追記:最近はプロコンの上位互換である「エターナルパートナー」というものを使っています。プロコン以上の機能があるのに使いやすいためです↓
プロコン改はfxismの及川圭哉氏も使っている便利ツール
及川氏のyoutubeをご覧の方はわかると思いますが、及川氏自身も天才チャートにプロコン改を入れています。
このツールはFxismの開発担当「ヨンさま」が開発したMT4インジケーターで、MT4を使ってトレードする方にはとても便利なツールとなっています。
「ポジション一括決済」や「自動決済」などこんなの欲しかったという機能がたくさん入っています。
プロコン改がなぜ便利なのか
なぜこのツールが便利なのかを説明します。
まずはプロコン改でできる機能についてです。
- 現在の損益pipsをポジションごとに表示
- 現在の損益pipsの合計pipsを表示
- 現在のポジションを一括で決済
- 損益分岐ライン(ブレークイーブン)を表示
- エントリーから決済までの軌跡をラインで表示
- チャート画像をワンクリックで保存
- 利確・損切り注文を自動発注
- スプレッド拡大時に背景色変化
- 合計pipsでの自動決済
- 時間を指定した自動決済
- パラボリックを使ったトレール決済
①~⑧までの機能は特に便利だと感じています。
現在の損益pips・合計pipsを表示
プロコンではエントリーしたポジションごとにチャート上にpipsを表示します。
またコントローラー上には他通貨ペアも合わせた合計pips数が表示されます。
プロコンではこの機能がとても便利なんですが、
理由は「損益金額を見なくてよい」ということです。
普通はチャート下のターミナル表示を見ると思います↓
人間心理として、ポジションを持った後にターミナルでリアルタイムに動く金額を見るとちょっとの利益で決済したくなったり、損切りしたくなったりしてしまいます。
また、ちょっと上手くなったと感じても、ロットを上げると動く金額も大きくなるのでビビッていつも通りの取引ができなくなったりもします。
プロコンでトレードすると、下のターミナルは全く見なくても、pipsだけを見て利確や損切りができるので、ロットを上げてもいつも通りにトレードすることができます。
つまり1ロットの時も100ロットの時も見ているチャート画面は同じということです。(金額表示を出さなくていいんです)
ポジションの一括決済
プロコン改では見ている現通貨の一括決済や、他の通貨ペアも合わせた全決済がボタン1つでできます。
これまでは多くのポジションを決済するときに、ターミナルの×ボタンを連打する必要がありました。
でも、連打している間に価格は多少変動するので、思った金額で決済できなかったりします。
プロコンでは「今だ!」というタイミングで全てのポジションを決済できるので、利確タイミングを逃がさないのが便利な点です。
損益分岐ライン(ブレークイーブン)を表示
複数ポジションを持った時に気になるのが、どこで決済すればトータルでプラスになるのか?という損益分岐点を知ることです。
プロコン改ではチャート上に損益分岐ライン(ブレークイーブンライン)を表示してくれるので、見た目ですぐにわかります。
しかもこのラインはスプレッドや手数料も加味してくれるため、pipsだけではない本当の意味の損益分岐点を表示してくれるのも便利な点です。
軌跡表示とチャートの画面保存機能が便利
トレードスキルをつけるためには自分のトレードの振り返りを行うことは重要です。
プロコン改はエントリー時点と決済時点を軌跡で表示します。
またボタン1つでチャートを保存できるので、その画像を保存しておけばすぐに見返すことが可能になります。
しかも画像保存する際は、年月日、時間、通貨ペアが自動でファイル名に入るようになっていますので、あとで探すときにも探しやすいので便利です。
利確・損切り注文を自動発注
プロコン改では、エントリーと同時に自動で利確・損切り発注を行うことができます。
手法にもよりますが、私の場合は損切りは15pipsで利確は20pipsくらいが多いので、その価格に自動で発注してくれるのでとても便利です。
これまではエントリー後に毎回手動で注文を入れなければいけませんでしたからね。
この機能で発注されるpipsは任意で変更可能なので、ご自身の好きなようにカスタムするとよいでしょう。
プロコン改の解説動画
一通りの機能を解説した動画です↓
プロコン改のユーザーフォーラムが助かる
プロコン改にはユーザーフォーラム(Facebookグループ)があります。
購入者は誰でも参加でき、ユーザー同士の情報交換ができます。
この中で質問したり、不具合の報告などもできます。
またバージョンアップ情報や、バージョンアップしたプロコンの配布もしています。
なのでチェックしておけば最新のプロコン改を使うことができて安心です。
プロコン改はなぜ改なのか
プロコンはもともと及川氏が使いやすいように開発担当のヨン様が作成しました。
その後FXismのスクールである「オフィシャルパートナーズ」の中で配布されたツールでした。
この中で実際に利用した人からの意見を取り入れて改良されたものがプロコン改というわけです。
プロコン改のQ&A
公式サイトで案内されている主なQ&Aです。
Q:私が使用しているインジケーターも使えますか?
A:はい。プロコンはEA(Expert Advisor)ですので、みなさんがお使いのインジケーターはそのまま使用できます。
Q:プロコンだけで勝てるようになりますか?
A:プロコンはチャートを分析するツールではありません。ですからプロコンだけで勝てるようにはなりません。依然として他のインジケーター等を利用してチャートを分析する必要があります。ただしプロコンを使用し獲得金額ではなくPipsだけに集中してトレードを行えば、安定して勝てるようになり、また複利でロットを上げやすくなります。
Q:プロコンはスキャルピング専用ですか?スイングやデイトレには使えませんか?
A:プロコンはMT4上でのトレード操作全般の補助およびトレード中に必要な情報の提供を行います。ですのでスキャルピングにもデイトレでも、そしてスイングトレードにもご使用いただけます。
Q:Macでも使えますか?
A:Mac用MT4もいくつか存在します。それらのMT4はWindows用のものをWineというスキンを被せ実行するタイプがほとんどです。プロコンはそれら「Mac上で動くMT4」でも動作を確認しています。ただし「Mac上で動くMT4」自体があまり安定していないため、Macをお使いの皆様には、できればBootCampやParallels、VMWareなどを使用して、より強固なWindows環境でMT4をご使用されることを推奨します
というわけで今回はプロコン改について紹介しました。
- テクニカルトレードが好きな人
- 複数ポジションを持つことがある人
- ロットを上げる心理的な障害を避けたい人
- トレード検証の記録をつける人
などには向いているツールだと思います。
最近はプロコンの上位互換となる「エターナルパートナー」のほうが使いやすいのでこちらを使用しています↓