今回はこのサイトでメインで使っている天才チャートについて詳しく紹介します。
FX天才チャートって何?
天才チャートはFXismの及川圭哉氏によって考案されたMT4のチャートになります。
見た目はこんな感じです。
なんだかいっぱい線がありますよね。
FX天才チャートの無料入手方法(ダウンロード)とは
天才チャートを無料で入手するためには3つの方法があります。
1つ目は及川氏のメルマガに登録する。
ただし、その後けっこう頻繁にメールが来るのと、使い方というかトレード方法については説明がないので、あまりおすすめしません。
2つ目は及川氏の「ガチ速FX」という書籍を購入する。
書籍についている紙からLine@に登録することでチャートや講義を見ることができます。中古購入などの場合は登録するための紙が付いてないこともあるので、新品を買った方がよいでしょう。
天才チャートは入手しても使い方がわからないと意味がありませんので、ガチ速FXなどを参考にトレードするのはよいと思います。
ただしLine登録することで、その後ライン通知はそれなりに来ます。
3つ目の入手方法はデイトレ大百科を購入することです。
デイトレ大百科を購入すると「経済指標警報機能」付きの天才チャート完全版が付いてきます。
かなりの本数の動画解説があり、天才チャートの使い方、及川流トレードのやり方がわかるので、結局はこれが一番コスパがいいと思います。
デイトレ大百科については以下の記事にもまとめています↓
FX天才チャートのライン構成や設定を詳しく解説
天才チャートは5分足で使用するものとなっています。
表示されているインジケーターのラインや設定値は以下のようになっています。
MTMA(上位足の移動平均線)
天才チャートは上位足の移動平均線を5分足に表示しています。
カクカクと見える移動平均線がこれです。
MTMA(マルチタイムエムエー)つまり、違う時間軸のMAを5分足に表示しているということです。
これらの線は方向性や抵抗帯を見るために使います。
- 黄緑ライン:15分足の10期間移動平均線
- 青ライン:1時間足の10期間移動平均線
- 赤ライン:4時間足の10期間移動平均線
- 茶色ライン:15分足の75期間移動平均線
5分足チャートの移動平均線
次にパーフェクトオーダーなどを見るための5分足移動平均線があります。
この線もけっこう重要です。
- 水色ライン:5期間移動平均線
- 黄色ライン:14期間移動平均線
- ピンクライン:20期間移動平均線
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンド(期間20)の±2σ、±3σを表示しています。
トレンドの勢い、衰えなどを見るために使います。
5分足MA coloredMA(インジケーター)
これは5分足の30期間MAです。
上昇時は緑色、横ばいは点線、下降時は赤色で表示されます。
あまり使用されていない線ですね。
Perfect Order(インジケーター)
このインジケーターは5分足のMAの並びが5>14>20のパーフェクトオーダーの状態のときに、15分MA(緑カクカク線)に価格がタッチすると☆マークが点灯するものです。
この時、5分足75MAと1時間足MAも揃って上向きの場合は白抜きの☆マークが点灯して「超パーフェクトオーダー」となります。(下降の場合は逆になります)
これが点灯したら即エントリーというわけではありませんが、重要な目印となりえるのは間違いありません。
パラボリックSAR
こちらは一般的なパラボリックです。
トレンドの加速状態を見たり、利確の目安にしたりします。
- step:0.02
- maximum:0.2
ブルベア表示
赤色の熊のマークと、緑色の牛のマークです。
ベア(熊)は下降、ブル(牛)は上昇を表しています。
全て方向性が揃っているほうが伸びやすいとか、方向性の確認をしたりします。
ボラティリティ表示
当日、30日平均、90日平均のボラティリティ(高安差)を表示します。
その日の伸びしろの判断や、動き過ぎているなどの判断ができます。
FX天才チャートの使い方とは
天才チャートの使い方は1つではありません。
ガチ速FXやデイトレ大百科内でも色々なテクニックが解説されています。
設定の所でも説明したように、パーフェクトオーダーの表示を参考に、トレンドフォローしていく方法などは初心者の人にもわかりやすいと思います。
しかもトレンドに乗ることで大きく利益が獲れることもあります。
実際にどんな場面でエントリーできるのかという実例は当サイトの検証で更新しておりますが、デイトレ大百科の講義動画などの詳細説明を見た方が早いですし、金額もそれほど高くないのでおすすめです。
FX天才チャートGACHIや天才チャート改とは
FXismでは「FXismオフィシャルパートナーズ」や「FXism TRIBE(トライブ)」という半年間のFX塾のようなものが過去にありました。
2018年末と2019年末の限られた期間で募集されていましたね。
「FXismオフィシャルパートナーズ」で使用されたチャートがマジカルチャート
といい、5分足の天才チャートにサインが出るような仕様になっています。
マジカルチャートはこんな感じです↓
天才チャートGACHIはTRIBE(トライブ)で使用されているチャートになります。
天才チャートGACHIは1分足にすると「分速スキャルチャート」、5分足に時間足を変えると「天才チャート改」となり、1時間足ではリオンチャート(リオンちゃんのゾーンハンター用)、4時間足ではBTG(ビックトレンドゲッターというスイング用チャート)に切り替わる仕様になっています。
デイトレもしたり、スイングもしたりとできるものですが、実際には自分のやり方に合うものだけを使う感じになりますね。
今の時点ではマジカルチャートや天才チャートGACHIを入手することはできません。
今後新たなFX塾が始まれば、さらに進化したようなチャートシステムを提供する可能性はありますけどね。
私はマジカルチャートと天才チャートGACHI両方持っていますが、初めはいいとしても、最終的にはノーマルの天才チャートが使いやすいように感じます。
また、TRIBEのコミュニティ参加者の方の反応を見ますと、結局のところ私と同様に、ある程度慣れてくると通常の天才チャートがシンプルで使いやすいとなる方が多い印象です。
FX天才チャートでよくある疑問
天才チャートはiphoneなどスマホで使用可能なのか、スマホ用はあるのか?
天才チャートはMT4で使用するものなので、スマホ用はありません。
スマホで似たような表示にすることはできますが、MTFMA(マルチタイムのMA)はカクカクの状態では表示できないので、自分でMAの期間を設定して入れることで似たような感じで表示することは可能です。
天才チャートで使われてるプロコン改って何?
及川氏が自身のyoutubeなどで使っているプロコントローラーというのが何か?ということですね。
これはMT4で取引する人にはとても便利なツールになります。
プロコン改は多機能ですが、「ポジション一括決済」「pips管理」「トレード画像保存機能」などができるのはすごくありがたいです。
詳しく知りたい方はこちらから見てみて下さい。
天才チャートを使わない人でも持っておきたいツールだと思います。
私自身、今では手放せないツールとなっています。
天才チャートの評価や評判は実際どうなの?
これは人によって分かれるところ。
まず5分足のデイトレが向かないという人は初めから触らないほうがよいと思います。
なぜ短期足でトレードするかというと、損切りが小さく抑えられ、大きなロットでエントリーできることと、短時間で取引完了するため精神衛生上、良い状態で過ごせるからです。
「ポジションを持ったままだと気になって安眠できない」という私と同じタイプの方は短期トレードは向いているのかもしれません。
よくご質問いただくのですが、私の日々のエントリーポイントの検証はデイトレ大百科を基にしています。天才チャートをお使いの方は参考にして見て下さい。
デイトレ大百科については以下の記事でまとめています↓